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福井記念決勝を振り返って

後ろ攻めの山中秀将─桐山敬太郎が赤板で押さえて駆けて、以下松浦悠士─桑原大志─武田豊樹─山崎芳仁─成田和也─脇本雄太─中川誠一郎が続く隊列になる。レースが大きく動き始めたのは鐘前から。山崎がまず踏んで、それに続く様に脇本もスパート。しばらくこの両者の主導権争いとなり、最終ホームで脇本が先頭に立つ。急所で叩かれた山崎は脇本を追い損ねて、最終バックからは脇本─中川と後続が５車以上離れるかたちになる。そして４コーナーで完全に一騎討ち態勢となったが、上がりタイム11秒１では追走の中川の方に余力なく、脇本が２年連続４回目の福井記念制覇を果たした。中川が１車身差の２着。更に８車身離れて山崎が３着で入着。

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