前橋寛仁親王牌準決展望
2018/10/06 21:13
10レース
渡辺一成─佐藤慎太郎の福島、渡辺雄太─中村浩士─和田健太郎の南関、柴崎淳─浅井康太の三重、古性優作─村上義弘の近畿による四分戦。徹底先行は不在でここは渡辺雄がラインの長さを生かして逃げそう。そしてカマシ先行に本領を示す柴崎が襲いかかり、古性、渡辺一が次々と捲り上げる流れになりそう。これなら柴崎が前々へと踏んでくれるので、最後は浅井が好展開から直線の伸び勝負を制するとみるが、この流れの中で前の方が団子状態になれば、あっさり渡辺一が捲り去るか。
11レース
小松崎大地─大槻寛徳の北日本、武田豊樹─神山雄一郎の関東、脇本雄太─三谷竜生の近畿、山崎賢人─荒井崇博の九州による四分戦で、香川雄介はどこの3番手とは言わず、位置は決めずとコメントした。焦点は先行日本一の脇本に売り出し中の山崎が主導権争いでどこまで抵抗できるか。直近のオールスター決勝の対戦は脇本がライン3人で山崎が単騎ということで、脇本の完勝で終わった。今度の真っ向勝負はいい戦いになりそうで、そうなると激しい流れの中で三谷が脇本から離れる可能性が出てくる。脇本1着で、2、3着はヒモ穴を狙う手が面白そう。
12レース
平原康多─諸橋愛─稲村成浩の関東、南潤─椎木尾拓哉の和歌山、清水裕友─柏野智典の中国、中川誠一郎─山田英明の九州による四分戦。流れは清水が追い上げたところを南がカマシ気味に叩いて逃げる感じ。これなら清水が3番手、平原が5番手、中川が8番手。そうなると清水の捲り差しが決まって1着というのが中心。しかし平原がうまく攻めてきっちり好位を占めると、力通りに平原─諸橋で決着しよう。