KEIRINグランプリ2018展望
2018/12/29 22:06
ラインができるのは平原康多─武田豊樹の関東と脇本雄太─三谷竜生─村上義弘─村上博幸の近畿で、新田祐大、浅井康太、清水裕友は単騎という頂上決戦。展開は近畿以外の5人がイン斬り合戦をして、それを見極めた脇本が鐘の3コーナーから4コーナーにかけてカマシ先行を打って脇本─三谷の一騎討ちというのが基本ライン。今年1年の脇本の超人的なパワーを見せ付けられると、今回のグランプリは固くおさまりそうな感じ。敢えて穴を狙うとすれば、それを崩す秘策を持つ選手がいるかだが、考えられるケースは平原が近畿分断を臭わす攻めをして、近畿ラインが慌ててペースを乱した時に新田の捲りが決まるパターンか。
ガールズグランプリ2018を振り返って
2018/12/29 03:17
正攻法が石井寛子−高木真備になって、以下梅川風子−鈴木美教−児玉碧衣−石井貴子−尾崎睦と続いて隊列は崩れないまま鐘を迎える。先頭誘導員が外れてペースはスローに落ちたが、最終ホームになっても誰も動かない。1コーナーに入ってようやく高木がスパートして、ここに石井寛が飛び付く流れになったが、スムーズに番手に入ることができず、高木が単独先行のかたちになる。こうなればもう児玉のもの。2コーナーから踏み上げて一気に襲いかかって、4コーナーでは高木を捉える。そしてスピードは衰えることなくそのままゴール。悲願のガールズグランプリ制覇を成し遂げた。マークするかたちになっていた石井貴が2着、逃げ粘った高木が3着で入線。