奈良記念準決展望
2019/02/17 22:36
10レース
伊藤勝太─佐藤慎太郎の福島、和田健太郎─石毛克幸の千葉、吉田茂生─岡本聡の中部、原田研太朗─小倉竜二─久島尚樹の西日本による四分戦。初の記念準決進出で張り切っている吉田が先行しそうなムード。ここに自力、自在の和田が取り付いて、伊藤と原田による捲り合戦になろう。ただラインが3人の分だけ原田の方が組み立ては楽。伊藤を制するかたちで原田が捲って、小倉まで連れ込むとみたい。穴は原田が来る前に和田が捲ってしまうパターンか。
11レース
新山響平─山崎芳仁の北日本、長島大介─牛山貴広─河野通孝の関東、堀内俊介─田中晴基の南関、今野大輔─桑原大志の中四国による四分戦。ラインは2人でもチャレンジャー的立場の今野がここは逃げそう。ただパワーでは劣るだけに新山の餌食だ。好機に仕掛けた新山─山崎で決着しよう。これが崩れるとすれば、ダッシュ鋭い堀内が新山より先に捲り切っているパターンか。
12レース
坂本貴史─竹内智彦─大沢雄大の東日本、小笹隼人─村上博幸─村田雅一の近畿、井上昌己─国村洋─野本翔太の西日本による三分戦。坂本と小笹との力の差は歴然で、坂本の方に分があるが、小笹のここでの役割は近畿の引き出し役。最終バックまで持てばいい。小笹が逃げて坂本が捲ってきたところを、村上が番手捲りを放って、そのままゴールするとみたい。2着は村田だけでなく、井上、竹内、国村あたりも買っておいた方がいいかも。