別府記念決勝を振り返って
2019/12/03 23:21
正攻法の松井宏佑─岩本俊介─簗田一輝を赤板で坂本貴史─大槻寛徳が押さえ、更に稲毛健太─稲垣裕之が叩き、単騎の木暮安由─浅井康太が続いて鐘を迎える。このまま縦一本棒になって、2コーナーから徐々に稲垣が車間を切って、反撃を待った最終バックから坂本と松井が同時に仕掛ける。3コーナーからは浅井もスパートを開始して、4コーナー手前は前団が団子になる大混戦となったが、大外に進路を取っていた松井が4コーナーから直線にかけたところで先頭に立つ。スピードは緩まず、そのままゴールまで押し切り、松井がデビュー1年半で記念初優勝という快挙を成し遂げた。差し損ねた岩本が2着、前残りの稲垣が3着で入線。
別府記念決勝展望
2019/12/03 00:41
坂本貴史─大槻寛徳の北日本、松井宏佑─岩本俊介─簗田一輝の南関、稲毛健太─稲垣裕之の近畿、単騎で戦う木暮安由、浅井康太によるコマ切れ戦。自力タイプが3人並ぶということで、松井が責任を持って逃げよう。ならマーク策になる岩本が無風で続けば、番手から一気に抜け出して、優勝を飾るとみたい。これを本来阻むのは浅井だが、連日の伸びを見ると、木暮の方に可能性を感じる。