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小倉浜田翁カップ決勝を振り返って

2020/02/16 22:06

スタート牽制で前を取らされた単騎の金子哲大が正攻法に入り、以下、松坂洋平─海老根恵太─渡辺晴智─近藤保─佐々木豪─浜田浩司─取鳥雄吾─大川龍二が続いて周回を重ねる。そして赤板から取鳥が上昇を始め、呼応した佐々木が叩いて、鐘で先頭に立つ。一旦は取鳥が3番手に収まりかけたが、松坂が追い上げて、取鳥を絞め込んで、この位置を奪い取り、最終ホームの隊列は佐々木─浜田─松坂─海老根─渡辺─近藤─金子─取鳥─大川に変わる。これで展開が有利になったのが松坂。3コーナーから金子が仕掛けたが、焦ることな4コーナー勝負。逃げ粘る佐々木をあっと言う間に捉え、松坂が9年振りの嬉しいG3制覇を達成した。2着は直線で中にコースを取った海老根。佐々木を交わした浜田が3着で入線。

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