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大垣記念決勝を振り返って

2021/03/14 22:33

中部勢が正攻法に入り、浅井康太─柴崎淳─原真司─吉田拓矢─平原康多─郡司浩平─守沢太志─古性優作─上田堯弥が周回中の並びとなった。そして赤板で郡司が中部を叩いて、呼応する様に鐘で吉田が飛び出す。郡司は吉田─平原の後ろを狙いに行ったが古性と競り合いになる。注目がここに集まった最終ホームでなんと上田が吉田に襲いかかる。2コーナー手前で吉田を捉え、上田には浅井が続き、切り替えた平原も更に続く。4コーナーの勝負圏の隊列は上田─浅井─平原─古性─原となって直線勝負。中を割りにきた平原を浅井が絞め込みながら1着ゴール。別府以来の記念優勝と思われたが、平原の内にいた上田を落車させたとして失格。繰り上がった平原の今年3度目の記念制覇というかたちになった。2、3着も最後の並びの通り古性、原が入線。

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